憂鬱な5ユーロ
お断り:ユーロ紙幣にはコピーライトがあるので今日は写真のアップを取りやめました。
5ユーロ紙幣の新札。5月2日から流通が始まっているらしいが、昨日スーパーで買い物をしたらお釣りにもらった。
さて。五月も終盤に差し掛かろうとしているのにこの新札、新札が出回りだした初期にはヨーロッパのいくつかの国で問題が出たようだがそれも解決したとネットのニュースで見かけた。
が、イタリアでは今だに市民権を得ていない。
というのも今日読んだ記事ではイタリアの自動販売機と両替機の90%がまだ新札に対応していないのが理由なようだ。
うちの職場にある両替機も例にもれず未対応。
係りのスタッフが業者に連絡してプログラムを更新してもらおうとしているのだが、なんだかんだと理由を付けて一向にこない。
噂によるとテルミニ駅(ローマの主要駅。東京で言えば東京駅のような役割)の自動券売機でも使えないのだとか。(一国の。それも一応先進国の首都のメインステーションで・・。)
しかし、これからユーロ紙幣は小額のものから順に500ユーロ札までデザインが切り替わっていくと聞く。
ま、500ユーロ札はどうでも良いとして、このあと10ユーロ、20ユーロ、50ユーロ、100ユーロと4回も同じことが繰り返されることになるのだろうか・・。(5ユーロの轍を踏んで次回の問題が回避されるとは到底思えない。この国に住んでいると・・。)