Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

脳みそ徒然

プロファイルに貼っている画像を新調してみた。

ミケランジェロの『アダムの創造』とダ・ヴィンチの解剖学のデッサンを同じ枠に入れてみる試み。Photoshop使用。(最初からサームネイル用に小さく作ってしまったので拡大できない・・。間が抜けていた・・。)

テーマは脳。

以前から使っていた『アダムの創造』の画像はヴァチカン博物館、システィーナ礼拝堂の天井にそのオリジナルがあり、ここに載せたものは仕事場のある一室の天井に描いてあるものを写真で撮ってリタッチしたもの。
旧約聖書中の神が最初の人類を創造したというエピソードが描かれているのはあまりにも有名。グレーの神で髭の人(神)物が神で、その神が今まさにアダムに命を吹き込もうとしている一場面。

初めて知ったときほとんど衝撃だったのは、神と彼を取り巻く従者とヴェールとを合わせたパートが解剖学的に見て脳の断面に酷似しているという事実。

この説明を聞いた途端、ここに描かれた全能(=全脳)たる神に神的智慧を注ぎ込まれたものが人間なのだという寓話の全貌を一瞬で理解することになった。
我が凡脳みそ的には雷に打たれたようなひらめきで、感動ですらあったといえる。

それから作った画像の下半分。
こちらも人の頭の断面図。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手になる解剖学のデッサンというものをネットで見つけてピンときた。

これは面白い比較になると思ったのでイタリアの誇る二大天才の「脳」を並べてみた次第。

ところで自分がネット上で使っている二つのハンドルネーム。
一つはChiezaru。智慧を持った猿。
もう一つ、Meta_MonkeyはMetaphysical Monkeyの略。つまり形而上学的な猿。

猿智慧な試み(笑)