Chiezaru’s diary

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健康的なLSD


【 法王家印の噴水 】- ローマ(ヴァチカン、サン・ピエトロ広場すぐ隣)
Olympus PEN E-PM1 + Panasonic Lumix G Vario 7-14mm F4 ASPH
(鍵とティアラ。思い切り法王家仕様の噴水、というか水飲み場。三方から水が出ている。ローマの街中ではこういう水飲み場を多く見かけますが、普通にそのまま飲めます。美味しいです。ただカルシュームを多く含んだ硬水なので飲みすぎるとお腹の調子が崩れることがあるので注意が必要。)
LSDといってもの当然ドラッグとは無縁で、少しそちらとの関係をほのめかされるビートルズの『ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンズ」(Lucy in the Sky with Diamonds)』も別に関係ない。

ランニングの話。

回数を重ねるごとにどれだけ身体能力と耐久力が上がるかというのが一番の興味だったので8月の間はひたすら決まったメニューをこなしていた。
一ヶ月間、二日に一度以上のペースで6キロを走っていると、どのあたりが自分の走速の限界なのかというのも見えてくる。

そんななか、ちょっとネットで調べ物をしていた時に見つけたLSDというトレーニング方法があり、昨日はそれを試してみることに。やっておくとトータルな持久力が上がるらしい。つまり底力が付くわけだ。

LSDはLong Slow Distanceの短縮で、「ゆっくり長い距離」を走るという意味のランニング用語。

時速7kmくらいで1時間以上(できれば2〜3時間と書いてあった。・・無理無理)ジョギングし続けるのがその内容なのだが、初めてということで課題は一時間、目標距離を10km程度に定めて実践してみた。いつものコースを少し変更しながら二周。

前回10キロ走ったのはいつのことだろうか。
たぶん中学の時(陸上部だった)、一度か二度やったきり。とういうことは、う、25年以上のブランクがある。

実践してみると、ペースが遅いだけに心肺的には余裕があって、循環器系のほうにはほとんど苦しさは感じない。が、5キロを超えたあたり(一昨日に走った疲労が少し残っている)からだんだん腰の位置が下がる感覚が出てきて、両膝、左の太腿に痛みが出だした。

8キロに差し掛かるころになると、久しぶりに足が棒になった感覚を味わい、左膝外側、縦にはしる腱に嫌なつっぱり感が始まって両脚の筋肉の柔軟性がなくなっていくのがわかった。腱の痛みが強くなるようなら止めようと思いながら9キロを通過すると、そこからは半分意地。
あと1キロ弱。
腰から背中にかけての筋肉も硬くなり始める。折角ここまでやったのに止められっかと継続。

結局10.23 kmを57分41秒で終了。

自分の距離記録を更新したことになる。
身体には少しだけ負荷を加えすぎたか、左の膝の腱が微妙にイってしまった。
今日は階段の上り下りで多少引き攣る痛みを感じる。
ときどき軽く引きずるように歩く。少しの代償。

ここをやってしまうと経験的にちょっと長引くのを知っている。

残念がだが数日は走るのを避けたほうが良いかもしれない。

5日くらいが目安か。

それじゃあ「健康的な」LSDじゃないじゃないかって・・。

うむ・・。

まあ、そいうこともあるさ。

運動データ↓