Chiezaru’s diary

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日曜の映画

週に一本映画を観るのは楽しみと同時に自分の感性に新しい刺激を与えるためにぜひやっておきたいこと。

昨日は2本見ることが出来た。
1本目は黒澤明「羅生門」、2本目はマット・デイモン主演「グリーン・ゾーン」。
羅生門は1950年の作品。よく知れているように芥川龍之介の作品がベース。
ウィキペディアをみると『藪の中』に『羅生門』の題材を借用しているとある。
黒澤映画はやっぱり白黒だなと思ってしまった。
日本人の顔を特徴付けて表現できるのはこのやり方が一番なのだろう。
しかし、三船敏郎扮する多襄丸、いいキャラクターをしていた。「乱」の一文字秀虎のキャラクターに通じるものがある。
しかし若き日の三船一郎、魔裟斗を髣髴とさせる。

「グリーン・ゾーン」は湾岸戦争の裏側を描いた作品。
テンポ、展開とスピーディーで楽しめた。
ただ湾岸戦争でのアメリカが根本的に何か間違ったことをしていたのは、一般人でも分かっていることで、ストーリー自体はまあそんなところだろう。
特に驚きは無かった。
いまだにパキスタンやら、アフガニスタンで同じようなことを続けている。
武器の見本市はよっぽどお金になるらしい。