十字架とイタリア人の関係
欧州審議会(European court)の決定で、宗教の自由、平等性の観念から公共の場所に宗教的シンボルをおくことが禁止事項になったらしい。
それを受けて、学校の教室の壁にかけてある十字架がそれに抵触するということに。
イタリア世論沸騰中。テレビの討論番組なども盛り上がっている。
インタビューなど見ていると大多数は教室の十字架を自国文化の一つと捉えている模様。
イタリア人ってそこまで敬虔だったかな。と思うけれど、肌に馴染んだものと宗教がひとつの文化のなかに同居していて、一度融合して信心深い、深くないは別としてもう切り離せないものになっているのかもしれない。
そうなると宗教色は大分薄れるけれど、その代わりそれは国全体に根ざしたものになるな。それこそ文化だ。