そういえば視点が変っている

一眼レフを使うようになって暫く経った。
散々考えた末にコンデジではなくて一眼に乗り換えた結論は正しかったと今では思う。
第一に写真を撮るのが楽しい。
カメラを操作すること自体、そしてシャッター音。コンデジとは違う。

それから、実は当初一番面倒くさいと思っていた、レンズを換えないと距離がカヴァーできないという側面が実はいちばん一眼の面白い所だと気づいたせいもある。

今のところ単焦点のレンズは持っていないけれど、24-120ｍｍ相当の標準ズームと140-600ｍｍ相当の超望遠ズームを持っている。

面白いなと思ったのは付けているレンズによって自分の視点が変っていることに気づいたこと。さらっと見る場所、注目する場所がレンズに引っ張られている。
カメラを持っていない時は、またそれはそれでまた全く違う視点でものを観ているから、いままで自分の中で一つの行為であったことが細分化されたことになる。
こういう新発見は小さくても人生を豊かにするスパイスになる。

ただ、そうなるとマクロレンズや、明るい単焦点にも目がいってしまって財布には危険な状態になる。今は我慢我慢。