Chiezaru’s diary

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近況雑記 - 取り敢えず一つめ


【 ローマの桜 】 - Sony RX1R(撮影したのは2月21日。今年は暖冬だったこともあってか桜も早めに開花していた。今週、週始めの雪と寒さでどうなってしまっただろう。同じ場所にもどる機会がなかったから確認することができないのだけど、自然界の事とはいえ、桜にはちょっとお気の毒な気がする。)

3月2日(金)、ローマ。少雨の朝。

今までの暖冬を取り返すような寒さで6年ぶりの(ローマにしては)大雪で始まった今週だったものの、週中ごろから寒気は少し遠退いて、空気が和らいだ感がある。

ところで2009年にこの日記を始めて以来、丸一月以上更新しなかった事は初めて。
とはいえ特に問題があったわけではなく、暗記が基本の勉強をしていて脳みそが忙しすぎて日記を書く余裕が無かったというだけ。
簡単に言ってしまうと自分の脳の処理能力限界でアウトプットよりもインプットのほうを優先する必要があった。

今年の目標の一つがクリアできたので書き留めて置くことに。

1月に学科試験に通って仮免許が出て、一昨日2月28日に路上実技の試験にも受かったのでめでたくイタリアの普通自動車運転免許が交付された。

日本みたいに教習所に隔離されたコースがあるわけではないので、実技の試験は路上。教習所の車で助手席にアウトスクオーラ(自動車学校)の教官、後ろの席に試験官が乗り受験者が運転するという形式。

乗り込んで最初に姓名、誕生日、生誕地、現住所などを聞かれ、車の構造についての口頭質問が数問、それから運転席のパネルの警告ランプの意味と働きをひとつづ回答し、それから実技試験が始まる。
発車までの手順は基本的に日本の教習所で教わることと大差なし。
運転席と運転するレーンが日本と逆なのにはこちらの生活とそれまでの教習で慣れていたので緊張もなく普通にこなす事ができた。試験時間は30分ほどで、聞いていた「長くても20分」よりも長かった。一緒に受験したイタリア人いわく、厳し目の試験官だったとのこと。

受験者が7人いて自分は四番目だった。ちょうど午後五時をまたぐ時間帯に当たってしまって仕事帰りの車が急に増えたり学校が終わって子供連れの歩行者がやたらと多かったりと(受験者ごとにルートが変わるらしいが、おまけにわざわざ学校の脇の道を通らされた・・)、そこそこハードルは高かったように思う。
すこしわざとらしいくらいに頭を動かして安全確認をアピールすることなど心掛けていた。

出発地点まで戻ってきて降車時の手順までし終えたところで合格を伝えられ、リストを渡されて自分の名前のところにサイン。直後、車の中で正規の免許書が手渡されたのは驚いた。
試験を受ける時点で免許書自体は既に発行されているらしい。
一番バッターで受験したバングラディシュ人は不合格だったのだけど、彼の免許はどうなったのだろう。その場で廃棄なのか、次の試験の時にまた持ってこられるのか。不明。

ともあれ車の免許は無事取得に成功。

これで次、二つ目の目標、オリーヴオイルのソムリエの勉強に集中して時間が割ける。
試験は来週。

あと一週間。あともう少し。気合を入れてインプット作業。

イタリアの運転免許書↓

Autoscuola (自動車学校の車)↓

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