徒然2017年 - Chiezaru’s diary

【 Vineyards in Langhe 】- Langhe, Piemonte, Italy - Huawei P9 Plus

12月31日（日）、ローマ。晴れ。少し雲は出ても年越しは好天に恵まれそう。
明日休みをとることにして今日は日曜日出勤。いつものように早めにオフィスについて日記を書いている。

それにしても大晦日に至って、今だに今日で一年が終わるという実感が湧かない。

というと、なんだかメリハリ無く過ごしてきたかのように聞こえるかもしれないけれど、2017年が凡庸な一年だったかというと、まったくそういうことではなくて、自分としてはかなり大きな意味を持つ年になった。

ワインのソムリエの試験に受かって資格を得たことは、人生に於いて換え難い収穫になったことが一つ。
資格自体よりも、四捨五入すると五十路に入る歳になって、一年と少し真面目にコースに通い、我ながら気合を入れて勉強したという経緯、つまり経験、は自分のなかに新しい価値観を培うのに十分なインプットになったし、何よりも試験を受けるということ自体、7年前の空手の黒帯の審査を除けば大学の卒業試験以来のことで、合格したのは達成感と同時に感慨深いものがあった。

それから、毎夏やっている8月のデトックス兼在宅個人夏合宿の11年目も無事完遂できたこと。
今年は一ヶ月トータルで187km走り（メトロの工事おかげで更に想定外のチャリ通勤約350km・・）、ひと月で走る距離の自己記録を更新することが出来た。
人生最長になる20kmランニングにもトライして完走できたことなども、振り返って思いだすに足る具体的な結果になった。

その他もろもろあるけれど、健康関連のライフハック的なことで実践してみて使えることなど二つ。備忘録的に。

一つ目、友人のアドヴァイスを実践してみたところ、髪の毛が増えた（笑）。
自分の場合それほど薄くはなっていないのだけれど、やはり人体の経年劣化というのはあって少しずつ減ってきていたので、ここ二年くらいは時折ヘアケア製品を使って脱毛予防をしていた。
そのアドヴァイスは以前、友人との会話の中に出てきて聞くともなく聞いていて、9月にサントリーニに休暇にいっていたときに啓示的なひらめきとともに頭の中に戻ってきたので実践開始した。

何をするかというと、非常に簡単でコストゼロ。
シャンプーを使わずに頭を洗うだけ。

シャワーで流しながら頭の脂分が落ちるまで頭皮をマッサージするようにする。
時間はかかるようになるけれど、化学成分不使用に加えて、マッサージ効果がある模様。三ヶ月経って、抜け毛が減って特に額から頭頂部にかけて密度が増えたのを実感している。

ちなみに教えてくれた友人の苗字に因んで自分ではこれを「Hメソッド」（敬称略）と勝手に呼ばせてもらって励行している。割高な育毛系のシャンプーなども買わずに済むようになり経済的にも二重丸。（Jさんありがとうございます。多謝。）

二つ目。これはまだ実験中で来春までやってみないと実際の効果なのか判別するにはまだちょっと早いのだけれど、今年の冬に入ってまだ喉に来る風邪を引いていないこと。
唇が乾いて端の方が切れて痛い状態が続いていて、リップクリームでは改善しなかったときに行きつけの薬局で勧められたティーツリーオイル。
患部に朝晩1、2滴垂らすと良いというので使っていて、ふと、これでうがいしたらいいかも？と思ったのがことの始まり。
以来ここ数ヶ月、外に出て家に戻るとティーツリーオイルうがいをしている。
洗面台で水道から水を飲むときの格好で少量の水を口に含み、上を向いて口をあけてティーツリーオイルを二滴ほど落としてうがいするだけ。ごろごろごろごろ、ごろごろごろごろ。
そのまま口全体を漱いで吐いて捨てると口腔がすっきり爽やかになるというもの。
ちなみに口臭予防効果もあって、いまではすっかり習慣になってしまった。

（↑年末に一年を振り返る日記の内容としてはちょっとビミョーですが。最近頭の中に浮かんでいることなので。）

また、旅的にはインドネシアのバリ島やギリシャのサントリーニ島、北イタリア、ピエモンテ州のランゲ地方などを訪れ、特にサントリーニとランゲでは何軒かワイナリーを訪問したり、連れと二人、新しい旅行スタイルを確立することが出来たのもまた今年の良かったことのひとつ。

振り返ってみるといろいろな意味で人生の次のステップにつながる一年になった感触。

と、相変わらずまとまりがないけれど、取り留めなく2017年の日記を終了することに。

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