日常雑記とシチリアのスナップ(食べ物飲み物)など - 3
【 カンノーリ 】- San Vito lo Capo, Sicilia, Italy- Canon EOS 6D + Canon EF 24-70mm f/4L IS USM
(シチリアに行くといったらイタリア人の同僚や知人にほぼ例外なく言われたのが、だったらカンノーリは欠かせないよ、ローマで売っているのは全然違うから必ず試せと推されたので、現地でも人気のあるパスティッチェリア(=菓子パンやケーキのお店)に行って朝食に。)
9月22日(水)、ローマ。晴れ。
このところ天気はあまり安定していないものの、予報に反して好天の日も多く運動はほぼ計画通りにこなせている。
土曜日に10.2㌔、火曜日に8.2㌔とランニングをしてストレッチと筋トレもこなした。
一昨日の8.2㌔はテンポよく走ることを念頭にいれて足を運んでいたらタイムは43分フラットと今期一番よい記録になった。8月によく走ったのは効いているようで、最近10㌔はそれほど覚悟をしなくてもこなせるようになっている。
コンスタントな運動を続けていて2ヶ月目に入ると体重が落ちだす。
トレーニングが終わった直後の乾燥体重は週末から60kgを切って59kg台に入った。
土曜日が59.4kg、一昨日が59.2kgと落ちてきている。
今くらいの体重が軽くて体が楽。
しっかり動けば来週中に目標にしている58kg台まで届くかと思う。
ところで以下、シチリアで撮ったスナップの続きを。
飲食系、滞在していた数日分をまとめて。
まずは朝食から。
冒頭、カンノーリ(Cannnoli)。ちなみに男性名詞なので一本だけなら単数形でカンノーロ(Cannolo)。
からりと揚げた筒状の生地に注文するとその場でクリームを入れてくれる。
クリームはシチリアならではの羊の乳から作ったリコッターチーズをつかったもの。
一本はシンプル、もう一本はかの地の定番ピスタチオ。
中身はこんな感じ↓
Canon EOS 6D + Canon EF 24-70mm f/4L IS USM
フレッシュで美味しかったけれど甘いものが苦手の自分にはちょっと甘すぎな感も。
無糖豆乳と合わせてたら、よい感じで口の中がさっぱりした。
プラム。ローマでもいろいろな種類のプラムはあるけれど、この形のものは初めてみたのでスーパーで仕入れて。写真だと大きさがわかりにくいけれど、下のお皿はコーヒーカップのソーサーなので粒は小さめ。
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味のほうは普通のプラムとそれほど変わらない。食感はフレッシュなプルーンのそれ。
イタリアの朝食の定番。コルネットとカプチーノ↓
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ただコルネットはやはりシチリア。ピスタチオクリームのものをチョイス。
このバールのコーヒーは苦味が強めでストロングな印象だった。コルネットのクリームとマッチする。
名前を忘れてしまったけれどもやはり菓子パン系↓
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旅行中は昼にはあまり食べずに食欲は夜にまわすことが多い。
以下、夕方のアペリティーヴォからディナーなど。
シチリアの葡萄のモストを加えて醸造している地ビール↓
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アンティパスト(前菜)、クロスティーニ。トッピングはバジルペーストの上にツナの卵のボッタルガ(からすみ風のもの)の載ったものとウニ↓
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ご当地サン・ヴィート・ロ・カーポはクスクスで有名な土地なので、イカ墨とウニのクスクス↓
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やはりシチリア、食もアラブ文化と融合している。
ツナのボッタルガ↓
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一切れそのまま口にすると。ちょっとしょっぱ過ぎの感も。
ツナのタルタル。果物との食用花とのアレンジ↓
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ツナステーキ↓
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これは肉のステーキを思わせるこってり感で絶品だった。
合わせたのはやはりシチリア産の白、樽の効いたもので↓
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アパートに滞在したので食材を買ってきたりテイクアウトも。
土着の葡萄、ネレッロ・マスカレーゼからつくったロゼワイン↓
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ワイングラスがなくコップだったのが少し残念。
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ネレッロ・マスカレーゼは酸のしっかりしたところが印象的な葡萄品種。個人的には赤よりもロゼに軍配。
西部シチリアは総じてシンプルな味付けでどちらかというと甘口な土地柄らしい。
シチリア料理というともっとオリーヴオイルがたっぷりかかっていてニンニクもふんだんに使うのかと思っていたけれど意外だった。
やはりその土地に実際に行って、土地の空気を自分の肌で感じて自分の目で見て舌で味わってみるのは大切なことだと思う。