Chiezaru’s diary

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つれづれ雑記


【 2016年1月24日の古代ローマの水道橋遺跡のある公園 】- ローマ、イタリア
- Canon EOS 6D + Canon EF 24-70mm f/4L IS USM

(先週の日曜日、彼女と散歩に出たときに撮ったもの。)

今週は比較的暖かで一昨日ランニングをすることができた。
今年の三走目、1kmを6分のペースでゆっくりとやっと8km続くようになった。
まだ慣らしの状態、筋トレは省いてストレッチのみして終了。
できれば今日もう一度運動しておきたい。

以下メモ的に。
読書:吉川英治の『平の将門』を読み終えて南方熊楠 『人柱の話』も読了。今は芥川龍之介『或阿呆の一生』を読んでいるところ。

平将門については歴史に於いてのこの人よりは、まつわる呪いについての印象が強かったので、小説を読んでみたくなった。現代に至って噂される強い怨念を残すほどの無念は一体なんだったのかというところに興味があったのだけれど、吉川英治の視点で捉えた物語からすると、いまひとつピンとこなかったのが少なからずの感想。
南方熊楠 『人柱の話』は旧字体の漢字で書かれていて、字体から文意味は想像できても、恥ずかしながら読めない(発音できない)字がけっこうあった。
一応大学は日本文学卒なのだが・・う。
『人柱の話』どういう意図のもとに書かれたのかいまひとつ読み取れなかった。やはり破天荒の天才を理解するには自分は凡人過ぎるのかもしれないなどと思った次第。

映画:宮崎駿監督『もののけ姫』
「ハンセン病の患者を『もののけ姫』で描いた理由、宮崎駿監督が明かす」
http://www.huffingtonpost.jp/2016/01/28/miyazakihayao_n_9105072.html

という記事を読んだので久しぶりに再観してみたくなった。この作品はこれで三度目か四度目だったかと思う。
なるほど云われてから観ると確かにそうだなと気づく。

だた、これについてはもう少し早く発言していたら良かったのでは無いか。そんな気がしなくもない。いや、観客が自らの想像力でそこに辿り着くことにやはり意味があるのか。宮崎駿というひとは愛あるも厳しいひとだと思う。個人的には人間の尊厳について深くコミットする表現者なのだと捉えている。

「ハンセン病の歴史継承を 宮崎駿さん、もののけ姫に描く」
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2016013002000240.html