Chiezaru’s diary

字を書くときはChiezaruで写真を撮るときはMeta_Monkey

近況雑記


【 ローマの街から 】- ローマ、イタリア - Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7
(先日街中に出る用事があったのでスナップを数枚。ホテルと高級レストランを擁して新装開店したブランド、FENDIのビル。)

仕事のことがあったり、夜、人と会う機会が多かったりしていたこともあって気づいてみるとかれこれ10日近く日記をつけていなかった。すこし間が開いてしまった。

一月はこれまで天候的には少し波はあったものの基本的には晴れいて、その代わり寒い日が続いている。(と、いっても市内なら最低気温が0℃を下回ることはほとんど無いのだけど。)
日本は今週末から極寒だというニュースを読んだ。
予報を見る限りローマは来週あたりから気温が上がり始める様子。

今月はまだ二度しか走れていない。正直仕事の後はランニングに出るには寒すぎて、着替えてまた外に出る気になれない。運動環境からみるとすっかりダメ男になってしまっている。
例年のごとく運動頻度が下がるほどに飲食の量が増える反比例のあまり歓迎できないサイクルに入ってしまった。
最近はいかんなぁと思いながら春になったらまた始めればいいかという甘いことを考えているのもまた事実だったりする。・・いや、いかんなぁ。

メモ的に。
今年入ってDVDで映画を二本観た。
一本目は先日原作を読んだ『永遠の0』。もう一本は『のぼうの城』。
『永遠の0』は悪くない映画だったけれど、小説を読んで間が短かったこともあって印象薄。
やはり映画は原作を超えられないなぁという感想。
一方『のぼうの城』は世間で好評なのが納得できるよい作品だった。(原作未読)

期せずして、戦乱の時代にあって体裁や美学よりも命そのものを大切にするというテーマの作品を続けてみたことなったのは面白い偶然だった。

『のぼうの城』では戦を納める条件で甲斐姫は豊臣方に取られることになるのだが、エンディングで成田長親と甲斐姫が目を合わせて微笑みあうシーンがある。いわば人身御供として秀吉の側室に連れて行かれる甲斐姫とそれを認めざる終えなかった長親、それも血縁である両者、自分たちの故郷を守ったとはいえ、あそこで幸せそうに笑みを浮かべた二人を見るのは少し不思議な感じがした。
軽い違和感として残っている。

読書のほうは、今読んでいるのが青空文庫、吉川英治の『平の将門』。これはそろそろクライマックス。
先日読み終わったもので又吉直樹著『火花』。ところどころで光る表現のある佳作だと思った。
神谷の昭和っぽさが生命力の強さと巧くシンクロしていて回顧的新鮮さがある。
読んでみた作品の印象を一言で云うと「健康的な太宰治」みたいな感じ。

以下スナップを数枚。
FENDIビル↓

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

スペイン広場前、Via dei Condotti (コンドッティ通り)↓

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

ルイ・ヴィトン↓

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7

ルイ・ヴィトンがモデルにヴィデオゲーム、ファイナルファンタジーのCGキャラクターを使ったという記事を読んだけれど本当だった↓

Olympus PEN E-PL7 + Panasonic Lumix G 20mm f1.7