Chiezaru’s diary

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ラップトップ復旧など


【 Acer Aspire 5920G powered by Ubuntu OS 14.04 LTS 】 - Sony RX1R
(先日Androidインストールに失敗して亜ブラックボックス化させてしまったラップトップPCをUbuntu Linuxで生き返らせることに成功した図。デスクトップもカスタマイズしてMac風に。Macは使ったことが無いけれど・・。

空はどんよりと曇っていて、大気はすっかり水を吸っているようで、今朝のローマ市内の空気は密度が濃くて重たい感じ。
出勤したときにはまだ降っていなかったけれど、今窓から外をみると道路が黒く濡れている。

予報を見ると天候は回復傾向。でもからりとは晴れない様子。

持っているラップトップPCは2007年発売のAcer Aspire 5920Gというモデルで、当時、自分なりにかなり気張って買ったモデル。ある程度ハイスペックだった上にグラフィックの仕事をするためにRAMを増設していたので悪くないパフォーマンスだった。
ただWindowsの経年鈍重化とソフトの複雑化もあり、最近はすっかり動作がもっさりしていた。
当初から重いと評判の悪かった32bit版のWindows Vistaがプレインストールされていたこともあるかと思う。
立ち上げるだけで10分くらいかかるので最近ではすっかりタブレット優先でまったく使っていなかったこともあって、ちょっと実験と、Android OSを入れてみようとして失敗。ブラックボックス化してしまっていた。

しばらく放っておいて、またふと思いついて、同じLinuxベースでもAndroidよりもPC向きだと思われるUbuntuを入れてみることに。

ネット上で情報収集して日本のUbuntuのサイトからISOイメージをダウンロードしてブートの出来るUSBペンドライヴを作り実践。

Ubuntu OSインストール中↓
(すべてSony RX1Rで撮影)

ここではチュートリアルをするつもりはないので即結果へ。

今回の試みは成功。
無事インストールが完成して、必要ソフトも入れてセットアップが完了した。
(ドライヴァーも特に要求されずOSのインストールだけでOKというのはとても楽。)

巷で聞いていたほどの速さは感じないものの、一度立ち上がってしまえばVista仕様だった時に比べて軽快。

32bitのWindows OS にわざわざ増設して4GBのRAMをつんでいても実際に有効なのは3GBまでだったので、今回64bit Ubuntuの導入でメモリを無駄なく使えるようになったのも軽くなった要因かと思われる。

先入観でLinux系はオープンソースで無料だけれど使うのに特殊な知識が必要で面倒くさく、アプリケーションの数が貧弱で不便だと思ったいたけれど、やってみたら、Photshop(これは無料ソフトのGIMPが代役になるのでインストールした。でも使い方、要勉強ではあるが・・。)や写真現像ソフトのLightroomを除けば使っているWindows 7のデスクトップPCと大して変わらないものが出来上がって、いろいろカスタマイズも出来てなかなか楽しいコンピューターに生まれ変わった。

というわけでオールドラップトップ復活。睡眠時間を多少犠牲にしたことを除けばコストゼロというのがまた◎。

Acer Aspire 5920G、まだ当分現役でいけそう。よいハードウェアを買っておいてよかった。長持ちする。