プチ・大人の選択
【 大空のクロス 】
Olympus E-30 + Olympus Zuiko Digital 12-60mm f/2.8-4 ED SWD
快晴の朝。爽やかだけれど放射冷却のせいで寒い。
太陽が輝いているから昼には大分暖かくなるだろう。
待っていたカメラは結局昨日は届かず。
かなり期待していただけにさすがに凹んだ。
確かに24−48時間以内に届くというから今日届いても文句は言えない。
ナポリ〜ローマの距離だったから勝手に翌日着くものだと早合点したこっちが悪い。
確かにしそうだ。
とは言っても三十路末期とはいえB型の男というのはそんなものだ(少年の心!・・幼稚性・・モノは言い様)。
(お断り:もちろん該当しないい人々も多々いることとは思う。認めます。)
カメラが着いていたら、あれこれとすることを考えていたから昨日はプランB:「もし届かなかったらランニングをして帰宅」を完全に除外してしまった。
だから、「カメラ来ず+運動できず=かなりのストレス」という構図となり家まで一時間弱の道のりをもんもんと(せめて)歩いて帰った。
まったくこの国は・・などと思っていたが、よくよく考えてみると、要するにプランBを準備しなかった自分のせいだ。
自分に腹が立っている。
大人になるということは経験から学ぶということ。
なので今日はちゃんと走る準備をしてきた。
そう、イタリアでは物事を待つ場合期待してはいけないのだ。
時間を無駄にしないためにもマルチプル・プランで事に当たることが大切なのだ。
大人の選択(ホントか?)。
姑息?
まあそうかも知れない。
でも大人だって、というか、大人だからこそ自分の精神を健全に守るシステムを身につけなくてはいけないのだ。
ある種の愚鈍さというものは宿命的なものかもしれない、でもそれは経験則によって、ある程度回避できる。クレヴァーでなくてもワイズになればよい。
今日はカメラが来なければ、ランニングが出来る。
先週は2度しか走っていないから運動不足だし、それはそれで悪くない。